news
お知らせ
電力需要ひっ迫警報
2022.07.07 お知らせ ブログ
こんにちは!(有)伊藤電工社です。
ホームページをご覧いただきありがとうございます!
更新がなかなか出来ず、気が付けば5カ月ぶりの投稿となります💦
いやぁ、めちゃくちゃ暑いですね。まだ7月初旬でこの暑さ。8月の夏本番を迎える頃にはミイラみたいに
水分を搾り取られてしまっているのではないでしょうか。
そんな酷暑の中で電力需給ひっ迫警報なるものが発出されたりと、今年の夏は【節電】が叫ばれています。
コンビニに入ると冷蔵ショーケースの照明が消されていたり、
オフィスの中では1つおきに照明を消灯させていたりと、
【照明を消す】という節電の方法が目立ちます。
いつも点灯している照明が消えていると、違和感があってすぐに分かりますし、
節電している感があって、企業のパフォーマンスにもなりますよね!
ただ、照明よりも空調に使用する電気の方がケタ違いに多いのです!
区役所や市役所に行くと、『冷房28度で運転中』という、ペンギンだかシロクマだかが汗だくでアイス食べてる感じのポスターが貼られているのを見たことがありませんか?
これが一番効果のある節電方法なのだと思います。
大学などの大きい建物では電力会社と『デマンド契約』という種類の契約を交わしているところがあります。
その建物の最大需要電力(30分単位で何KW使用したか)を設定し、それを超えないように電気使用量を制御(デマンド制御)することで
電力会社に払う電気代が安くなるという契約です。
例えば30分に300kWの契約を交わしているのに、15分経過時に200kW使用してしまったとします。
このままの勢いでいくと30分経過時には400kW使用してしまいます!それでは契約違反になってしまうので、
残りの15分を100kWに抑えなくてはなりません。
ここでデマンド制御が発動し、電気機器の運転出力を60%程度に抑えて電気を節電して契約範囲内に納めるのです。
このデマンド制御で最初に出力を抑えるのは、どのメーカーでもほぼ【空調機】です。
このシステムの調整に携わったことがあるのですが、空調機の能力を抑えるだけで、面白いくらいにググっとデマンド値が下がるのです!
とても興味深い経験でした。
あと、ご家庭でいうと冷蔵庫も結構電気を使用します。
冷蔵庫や空調機の中にはコンプレッサーと呼ばれる機械が入っていて、そのコンプレッサーが多くの電気を使用するのです。
ですから、【照明を消す】も立派な節電ではあるのですが、
先に挙げたコンビニでは冷蔵ショーケースの熱が逃げないようにカーテンをするとか、
オフィスの中では空調機の設定温度を上げるという方がパフォーマンスではない、節電という本来の目的に沿った行動になるのだと思います!
普段が冷房22℃で設定しているのでしたら2℃上げて24℃に設定するだけでもカナリの節電になります。
もちろん、それで熱中症になってしまっては意味がないので絶対に無理のない範囲で✋
今年も弊社の冷凍庫には凍った飲み物を沢山用意して、夏に対抗しています!🌞VS⛄
もちろん冷凍庫の運転は『弱運転』で笑
こまめな水分補給が熱中症予防のカギだそうです。
昔は『家に帰ってから万全の体制でビール🍺を飲むために、午後は水分補給をせずに喉を飢えさせて整えておく』みたいなことをしていたと聞きますが、
今やそんなことは言ってられないですからね💦そんなことをしていたらすぐにミイラになってしまいます。。
ですから、こまめな水分補給でこの酷暑を乗り切りましょう!
ちなみに、この前ウチの娘がこの麦茶のパッケージに写っている笑福亭鶴瓶さんのことを『シショウ』と呼んでいました。。
いつ笑福亭一門に入門したのでしょうか。。黄色の眼鏡をかけだしたらまた報告します。
それでは!